もしもB型肝炎にかかってしまったら、まずはお医者さんで適切なアドバイスをもらうのが先決です。
その後の生活は基本的には医師の指示に従いますが、大切なのは起こってしまったことをくよくよ考えないことです。
肝炎にとって一番の問題は、ストレスや疲労の蓄積。
くよくよ考えてストレスや疲労をためこむと、肝臓に向かう血流が減り、免疫力まで低下してしまいます。
肝炎の悪化や再発を防止するには、疲れない、ムリをしない生活がいちばんです。
いくら元気に見えても B型肝炎にかかった人の肝臓の働きは、およそ健康な人の8割ほどだと考えてください。
ストレスの原因となる心労や過労、働き過ぎも、できるだけ避けた方が無難です。
疲れを感じたらできるだけ早く休むようにしましょう。
疲れを取る方法ですが、軽い休憩や睡眠が効果的です。
机に突っ伏してもいいですし、ソファなどで5~10分軽く横になるのもストレス解消と疲労回復にはおどろくほど効果的です。
またお酒は飲みすぎは御法度ですし、タバコは肝臓にそうとうな負荷を与えます。
みすみす肝臓を悪くさせたくなければ、禁煙することをおすすめします。
肝炎ウイルスに感染した人の中には、なぜこうなってしまったのか、あれが間違いだった、などとくよくよと悩む人が見られます。
このような考え方は肝臓に害さえあれ、決して良い影響は与えません。
過ぎてしまった出来事や、どうなるかわからないことをくよくよ考えても仕方がないではありませんか。
これは気休めや単なる慰めではありません。
また全てが気の持ち方次第だと言いたいわけでもありません。
現実を受け入れて、いまを大切に生きていく方が、はるかに有意義だし、精神的にも肉体的にも健康だと言っているのです。
過去を振り返ったり、未来を思い悩む前に、まずはいまを生きてください。
いまの自分が幸せでなければ、決して過去は糧にならないし、未来は明るくならないものです。
自分の足元を見ながら、いま歩いて行けていることを大切に、一歩一歩歩いていってください。
これは精神的な疲労やストレスを過度に抱え込まないための、生活の知恵のようなものです。
急性肝炎にかかっても、GOTが100IU/l以下に下がれば、週一回の入浴が許可されます。
肝炎患者の入浴に制限があるのは、入浴の仕方によっては肝臓病を悪化させることがあるからです。
入浴は体を温め、血行を良くし、新陳代謝を活発化させます。
しかし一方で水圧により体に負荷がかかるために体力が失われますし、血流が増えることで心臓にも負担をかけます。
およそ30分の入浴は、100mの全力疾走に匹敵するほどのエネルギーを消費するのです。
入浴は体の表面の毛細血管を拡張させ、血行を良くします。
しかしその一方で血液が体の表面に集中するため、結果的に肝臓や内臓に向かう血流が減ってしまうことになります。
そのため食後すぐに入浴すると、食べ物の栄養分の消化・吸収が十分に行われないことが考えられます。
肝臓の機能を低下させないためにも、お風呂は食後2~3時間経ってから入るようにしましょう。